【次のような方に向けた 掃除方法です】
・これからカーペット清掃を仕事として始めたい方
・今までカーペット清掃をしているが基本を勉強したい方
・プロではない施設スタッフの方が、自前でカーペット清掃を行いたい
とお考えの方です。
カーペットは、ハードフロアーと比べて汚れが目立ちにくい床材です。「汚れてきたな」 と感じるようになったら、かなり汚染は進んでいます。そのときにカーペット清掃を考えたのでは、清掃に時間やコストがかかったりします。
カーペット清掃は汚れが目立つ前に早め早め、計画的に行うことが重要です。計画的に効率よくカーペット清掃をすることで美観を保ち、カーペットの寿命をのばすことで、張替えも含めたトータルコストの削減を図りましょう。
■おそうじポイント
進行してきたカーペットの汚れを深刻化させないためには、タイムリーな中間清掃がポイントです。
毎日の歩行の蓄積により、カーペットパイルが潰され、カーペットの奥に入り込んだ微細な土砂は、毎日清掃でのバキューム掛けだけでは、回収しづらくなります。その為、定期的にカーペットパイル奥の土砂汚れを回収する必要があります。まずは、汚れの程度に応じて作業内容を決定します。
①パイルリフトバキューム作業
『重汚染エリアの場合』 全体に占める割合 10% 週1回
②クリスタルプロ・ドライシステム
『中汚染エリアの場合』 全体に占める割合 20% 月1回
①パイルリフトバキューム作業
カーペットパイル下の汚れを回収し、パイル空間の回復、パイルを起毛させることにより、毎日清掃の掃除機掛けの効果を最大限に発揮させます。踏まれて潰れたカーペットパイルに、掃除機を掛けても下に溜まった汚れを回収しきれません。しかし、起毛したカーペットパイルでは空気の通りがよくなるので、掃除機掛けによるゴミの回収効率が上がります。
◆カーペットパイルの復活
踏み固められてカーペットパイルが潰れている状態ですが、パイルリフターをかけるとパイルが起毛し復活しました
②クリスタルプロ・ドライシステム
カーペットパイルの汚れ(細かい土砂や汚れ)を包み込んで固め、掃除機で回収しやすくします。
クリスタルプロ・ドライシステム作業方法(ポリッシャー使用の場合)
①カーペット掃除機でバキューム作業をします。
②カーペットにクリスタルプロを噴霧します。(40ml/m2)
③カーペット用パッドにも同程度スプレーします。
※散布量が少ないと洗浄効果が減少し、また抵抗が大きくパッドが回転しません。
④カーペット用パッドをポリッシャーに装着してまわします。
※歩行路線などが目立つところは重点的にポリッシャーをかけてください。
⑤乾燥後(約30分後または翌日)固まった汚れをカーペット用掃除機で回収します。
◆クリスタルプロ・ドライシステムの説明
カーペットパイルの汚れ(細かい土砂や汚れ)を包み込んで固め、掃除機で回収しやすくします。
超強力大型ブラシで内部に蓄積した土砂を回収。 土砂回収と同時にカーペットパイルを起毛し本来の風合いを回復します。起毛の効果により内部に空間をつくり、毎日清掃のバキューム効果を大幅に向上させます。
ペーパーバックと特殊布バック(4層構造)のダストバックで0.3μまでのダストを97.25%除去します。
パイルリフター
カーペット用パイル起毛機 (シーバイエス)
少量の洗浄液で汚れを固めてサラサラにし、掃除機で回収しやすくします。 また、素早く乾燥するので、再汚染の心配がなくすぐに歩行可能です。
クリスタルプロ 3.8L
(カーペットドライクリーニング用洗剤)
5,049円
清掃用品販売のネットショップ「白山屋」のサイトが別画面で開きます。